INTERVIEW 3
育児と仕事を両立し続けて16年間。
小さい会社だからこそ融通が利く
ありがたさ
入社17年目
舘 美季 Miki Tachi
寿退社後、機械設計はほぼ未経験でサン技研に入社
―サン技研に入社したきっかけはなんですか?
実は以前はサン技研の取引先メーカーに勤めていたんです。
その会社は当時、社内結婚したら寿退社しないといけない暗黙のルールでして…
それで、以前の職場の上司が働きやすい会社ということでサン技研を紹介してくれました。
でも実は私は情報処理系の学校出身でしたし、以前の職場でもCADを少し使う程度でメインは情報処理系の業務だったんです。
なので機械設計のことはほぼ未経験で、サン技研に入社してから色々と勉強しました。
最初は不安でしたが、未経験で分からない私を気遣ってみんなが助けてくれたので、その点は心強かったです。
現在ではサン技研で数少ない女性社員の1人!
産休・育休を取得して、仕事に復帰。
小さいからこそ人情があり、融通を利かせてくれるアットホームな職場。
―舘さんは現在もワーキングマザーとしてサン技研でご活躍されてますが、
これまで育児と仕事はどのように両立されてきたんでしょうか?
わたしは入社面接のときに「出産もこれからするかもしれない」という話をしたんですが、
「会社としてサポートするので続けてほしいです。」という風に言って頂きまして、すごく前向きな会社だと思いました。
そしてその言葉通り、しっかり産休と育休も取得することができました。
育休は保育園の都合で半年間とちょっと短めでしたが…保育園に入ってからも子供が病気になったりした時は、
その都度会社にお休みをもらって仕事を続けていました。
サン技研では一応会社の決まりはあるけれどもそれに縛られず、
小さい会社だからこそ融通を利かせてくれている部分があったりして、すごくありがたかったです。
ーちなみに残業はどうされてますか?
「子供ができてからは残業できません」という働き方を会社も受け入れてくれているので、
残業は毎日1時間もしてないですね。月10~15時間くらいじゃないでしょうか?
子供のこと以外でも、用事があればわりとすぐに帰ってます!
ーかなり少ないですね!残業が少なくても、お仕事は回るものなんでしょうか…!?
突発的なことは残業して対応しますけども、通常業務であれば大丈夫です。
取引先の担当者の方とも、お互いに言いたいことを言い合える関係性ですし、
わたしが残業できないことを理解した上で仕事を進めるようにしてくださってます。
取引先との打ち合わせ風景
機械設計は、設計したあとの工程でもやりがいを感じられる仕事
―ずばり、機械設計を仕事にする魅力ってなんでしょうか?
自分が描いた設計図面が部品として形になると「わぁ、イメージ通り!」と嬉しくなりますし、
取引先のメーカーで機械として組み立てているのを見学させてもらう時には、
部品がぴたっと入って組みあがったり、機械が動いて自分の想像通りに仕事してくれているのを見ると気持ちいいです。
他にも、「机の上で図面として見るとちっちゃいけど、工場でみると意外と大きいな~!」という驚きや発見があったり…
そして何よりも、わたしは洗剤容器などのボトリングシステムを手掛けているので、
自分が設計した機械で作られたものがスーパーに商品として並んでいるのを見ると感慨深いというか、嬉しくなります。
―なんだか設計した後のスケールが大きくて、かっこいい仕事ですね!
一般的には「設計」って聞くと堅苦しい仕事というか、女性がやるイメージってあんまりないかも知れないですが、
実際には図面はCAD上で描くのでパソコン作業が中心ですし、女性でも活躍できる身近な仕事ですよ!
社内のサポート体制もあるおかげで私自身もこうして仕事を続けられているので、
女性の方でも安心して入社して欲しいと思います。